欲しい本

私は今、欲しい本が2冊ある。

1冊目は渡邉恒雄『派閥』である。

自民党派閥についての古典とも言える本で、若き政治記者時代の渡邉恒雄が書いたものである。1958年に発売されたものを、弘文堂が2014年に復刻版として発売した。復刻版は定価は1500円程度だったが、再版していないようで2024年現在、弘文堂のホームページからは購入ができない。

Amazon等で検索すれば古本は出てくるが、いずれも12000円近くまで値上がりしており、なかなか手を出す勇気がない。

一応地元の図書館に蔵書としてあるが、手元に置いておきたいので、なんとか手に入れたい。どうにもならなかったら、諦めて定価の10倍で購入しようと思っている。

2冊目は山中貞則『顧みて悔いなし 私の履歴書』である。

日経新聞出版の私の履歴書シリーズの山中貞則版だ。先日、鹿児島県曽於市山中貞則顕彰館を訪れた際に展示されており、是非とも欲しくなった。

こちらは、Amazon等で検索しても一切出てこず、大学図書館にちらほら置いてある程度である。出版数が少なかったのだろうか。

顕彰館を訪れて、山中貞則が地元ではいまだに慕われていることを肌で感じたため、その足跡を知りたいと思い古本屋をめぐっては探している。

ナベツネの方は金さえ払えば手に入るので、とりあえずは自宅の積読を全て消化してから購入を検討したい。